アフリカ科学技術調査ミッション及び

第3回日・南ア科学技術合同委員会 - (結果概要)

 

在南アフリカ大使館

1.平成21年2月18日から3月8日まで、科学技術外交推進の一環として、昨年10月に東京で開催された第1回日アフリカ科学技術大臣会合での合意を受け、科学技術関係省及び研究機関から成るアフリカ科学技術調査ミッションをアフリカ諸国へ派遣し、アフリカ諸国における科学技術の現状の調査と日アフリカ間の研究者交流を実施した。特に南アは我が国が科学技術協力協定を締結しているアフリカで唯一の国である。

2.同アフリカ科学技術調査ミッションは、南アフリカには2月23日から26日まで滞在し、下記のとおりSADC地域セミナー及び各種研究機関訪問を行った。また、25日には第3回日南ア科学技術合同委員会が行われた。

(1)SADC地域セミナー(2月23日)

南アフリカ、ボツワナ、マラウィ等9カ国の科学技術担当省関係者及びNEPAD事務局が参加してSADC地域セミナーを開催した。本会合では、まず、SADCよりSADCのミッション、活動内容、戦略計画、今後日本と協力が期待される分野等について説明。次に、NEPAD事務局より、CPAに関する取組の紹介が行われた。また、既存の二国間協力および日アフリカ協力に加えて、SADC等の地域協力の枠組みを対象とした協力の重要性が指摘された。日本側からは、日本の科学技術政策や国際協力の枠組みや、各研究機関の国際協力活動について説明。国際天文年の一貫として実施している「君もガリレオプロジェクト」についての紹介も行った。本会合の最後に、SADCと日本政府が今後も双方の持続的発展に向けて協力することを確認した。

(2)小澤大使主催レセプション(2月23日)

SADC地域セミナー終了後、在南アフリカ共和国日本国大使館にて小澤大使主催レセプションを実施した。同レセプションには、ハネコム南アフリカ科学技術省副大臣始めSADC諸国の科学技術関係者、NEPAD事務局関係者が出席し、アフリカ科学技術調査ミッション関係者との活発な交流が行われた。

(3)研究機関訪問(2月24日) 

研究者の専門分野に応じ、産業・資源、環境、バイオ・天文、医療、農水の5班に別れ、それぞれ個別に南アフリカにおける主要な研究所を訪問。各研究機関のミッションや活動内容について説明を受け、また必要に応じ日本側からも研究機関の国際協力活動の紹介し、研究機関への理解を深めた。

訪問機関:Agricultural Research Council (ARC)、ARC-Institute for Soil、 Climate and Water、Council for Geoscience、Council for Mineral Technology、South African Weather Service、Council for Scientific and Industrial Research (CSIR)、CSIR-Climate Change、Meraka Institute、National Institute for Communicable Diseases

(4)第3回日・南ア科学技術合同委員会(2月25日)

2月25日に第3回日・南ア科学技術合同委員会が開催された。同科学技術合同委員会は2003年に締結した日・南ア科学技術協力協定を受けて実施しているものであり、2004年、2006年に続き今回が第3回目となった。日本側からは、宮下公使を共同議長に大使館関係者、各府省の担当者、研究開発機関関係者及びJICA関係者が出席、南ア側からは、ハイデ科学技術省副次官を共同議長に科学技術省関係者、外務省関係者、NRF関係者が出席した。同科学技術合同委員会では、両国の最近の科学技術政策を説明した後に、両国のこれまでの協力関係をレビューし、今後の協力関係を一層強化するための方策について協議した。

(了)