日・スワジランド関係 小澤大使のスワジランド信任状捧呈 ~概要~

 

4月2日、小澤大使はスワジランドのロジナ宮殿にて、ムスワティ3世・スワジランド国王陛下に信任状を捧呈し、スワジランド特命全権大使としての職務を、公式に開始しました。

捧呈式典において小澤大使は、ムスワティ3世国王がTICADIV(昨年5月に横浜で開催)に出席されたことに感謝を表明し、日本はTICADIV横浜宣言における約束を誠実に履行していく旨を表明しました。

答礼としてムスワティ3世国王は、スワジランドと日本の関係はこれからも強化されていくべきものであり、TICADIVで合意された開発戦略は日・スワジランド両国国民の利益促進に寄与するものであると述べました。

 信任状捧呈式典の前後に小澤大使は、ルトフォ・ドラミニ外務大臣、シュグランセンピ・ドラミニ経済・企画・開発大臣及びネリシウェ・シュングェ情報・コミュニケーション大臣と会談し、日本とスワジランドの協力関係をより一層強化するための方法などについて、活発に意見交換を行いました。

 

 

 

 

小澤大使からのメッセージ

スワジランドは、南アとモザンビークに囲まれた人口100万人余りの緑豊かな小国です。アフリカ最後の古王国といわれ、ムスワティ3世国王が1986年以来統治しています。昔からの信義を重んじるためか、今日でも台湾を中国として承認しています。

日本との関係は良好で、貿易投資関係の他、いくつかの経済協力案件が進められてきています。日本に対する期待は大きく、これに応えていくのは容易なことではないのですが、ともかく地道な人造りが重要であろうと感じています。

今回初訪問でしたが、在留邦人6名(総数12名)と親しく懇談できました。皆さん逞しく頑張っているなという印象です。近く再訪することを楽しみにしています。

 

この写真は、33年前にジッパー工場を
スワジランドで開設したYKKを訪問し
た時のものです。