平成22年天皇誕生日祝賀レセプション開催

平成22年12月,ケープタウン(1日)およびプレトリア(7日)において,天皇誕生日祝賀レセプションを開催いたしました。

ケープタウンでのレセプションでは,プラト・ケープタウン市長及びケープタウンにおける最初の日本名誉領事ジュリアス・ジェッペ氏の曾孫モナ・ブレーシャー氏等の出席を得ました。会場では,生け花および盆栽の展示スペースを設けたほか,和太鼓および空手のデモンストレーションを実施し好評を博しました。

また,プレトリアでのレセプションでは,ムテトワ警察大臣を主賓に迎えたほか,オリファント鉱物資源副大臣,ドイジ前公共事業大臣,バフォケン王等の来賓を迎えました。また,本年に我が国より勲章を受章したクロフォード女史およびヌグバネ元駐日大使も出席されました。

小澤大使は,日・南ア公的交流百周年を総括するとともに、その閉幕を宣言しました。大使館が主催・共催した多くの文化・ビジネス関連の行事に加え、岡田前外務大臣の南ア訪問,FIFA世界杯開催、高円宮妃殿下の南ア訪問,2つの叙勲、そして南ア議会が全会一致で可決した両国公的・交流百周年決議を述懐し、南アのさらなる発展と、次の百年における両国の戦略的かつ強調的なパートナーシップの繁栄を願いつつ乾杯の声を上げました。

小澤大使スピーチ(英文)はこちらから

主賓のムテトワ警察大臣は、FIFA世界杯における日本チームの活躍や高円宮妃殿下の南ア訪問、および百周年の各種事業を振り返りつつ、2010年を両国にとって素晴らしい1年であったと評価しました。また、日本研究センターの設立や日本企業の対南ア投資がもたらす貢献、および南アとの貿易や開発における日本の役割への期待を表明しました。さらに、来年に予定されているズマ大統領及びマシャバネ国際関係・協力大臣の訪日に言及し、次の百年における両国関係のさらなる発展への希望をこめて乾杯の音頭をとりました。

ムテトワ警察大臣スピーチ(英文)はこちらから。

 

小澤大使とムテトワ警察大臣
(12月7日、プレトリア)