
4月30日、小澤大使はレソトの王宮にて、レツィエ3世・レソト国王陛下に信任状を捧呈し、レソト特命全権大使としての職務を公式に開始しました。
捧呈式典において小澤大使は、2007年の在日本レソト王国大使館開設に対して感謝を表明し、両国の友好親善関係の一層の増進に努める旨表明しました。
答礼としてレツィエ3世国王は、 レソトの発展に対する日本の貢献に対する感謝を表明し、特に日本の教育分野、農業分野への多大な貢献は高く評価しているが、他の分野を含めて更なる協力が得られるよう期待している旨発言。
信任状捧呈式典の前後に小澤大使は、レホシュラ副首相、ツェコア外務大臣、タハネ財務大臣、モタンヤネ下院副議長と会談し、日本とレソトとの間の協力関係を一層強化するための方法などについて、活発に意見交換を行いました。
レソトは、南アに囲まれた人口約200万人の小国です。山が多く、景色が美しい国です。
日本との関係は1971年に始まり、経済協力と能力向上事業を通じて二国間関係が深まってきました。日本とレソトとの間の緊密な関係の象徴と言えると思いますが、2007年には在日本レソト王国大使館が開設されました。
今回初訪問でしたが、在留邦人2名(2009年5月時点総数3名)と親しく懇談できました。より多くの若者がレソトで活躍できるのではないかとの思いがあります。両国間の対話を深めていきたいと考えていますので、再訪することを楽しみにしています。