スキミング被害への注意

在留邦人の皆さまへ

 今年に入り在留邦人の方がスキミングの被害に遭う事案が相次いで発生しています。また、新聞等の報道でも、各金融機関が同種被害に対する注意喚起を促しています。被害に遭った邦人の方の話によれば、ATM利用時や買い物、レストランでのカード(クレジットカードやデビットカード)使用時に思い当たる節があるようです。

例をいくつか挙げると、

  • ATMでカードが挿入口に入りにくかった際、見知らぬ者に声を掛けられ、カードを一時手渡してしまった。
  • ATMでカードが挿入口になかなか入らず、無理に入れた。
  • レストランでカードを使用したが、ウェイターが読込機をテーブルに持って来なかったので、カードを手渡してしまった(ウェイターはレジまでカードを持って行きそこで精算。)。
  • 買い物時、カードを係員に渡したが、カードから目を離した。

最近はスキミング機器もかなり高度なものになっており、ATMの挿入口に取り付けるタイプや、掌に隠れる程の小さなタイプ、服の裏側に隠すタイプのものまで色々あるようです。

「カードから目を離さない、例え一瞬でも他人に渡さない」を基本に、自己の暗証番号漏洩にも十分注意をしてカードを取り扱っていただくようお願いします。

平成23年5月31日
日本大使館領事班
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