(サッカーワールドカップで南アフリカにいらっしゃる皆様へ)
南アフリカ医療情報
入国に必要な予防接種: 義務化されているものはありません。但し、別添の国
から入国・再入国する場合は黄熱予防接種の証明書が 必要です。
南アフリカの医療制度:
- 公立病院と私立病院があります。医療水準などの点で、一般に私立病院の使用が望まれます。
- )私立病院の専門医を受診する場合はすべて予約制で一般医(以下GPと記載)の紹介状が必要です。また、私立クリニックのGPもすべて予約制です。
- 予約外の受診の場合は救急外来(以下ERと記載)を受診することになります。
- 私立病院のERは24時間体制で軽症~重症までに対応しているところがほとんどです。対応外疾患の場合は、他の病院のERを紹介してくれます。
- 私立病院のERを受診する場合、南アフリカの私立医療保険に加入していない場合は、受診前に病院使用料を支払わなければなりません。
- 私立病院ERでは病院使用料+ER医師の診察料+使用治療薬など+レントゲン撮影料+検査料などすべて別経営ですので、それぞれ別々に支払いをしないといけません。
- \風邪などでERを受診した場合でも総計1~6万円ほど(治療内容、検査内容により異なる)の請求をされます。
- 海外傷害保険に加入していても、病院では現金又はインターナショナル・クレジットカードで支払いをしなければなりません。保険会社への請求は、患者本人が治療費の領収書を持参し、帰国後に患者個人が保険会社に請求手続きをしないといけません。
- 救急車でも民営の救急車は有料です。
南アフリカを訪問する場合:
- 医療費が非常に高額なので、出発前に海外傷害保険に加入することを是非お勧めします。
- 保険に加入していても、私立病院では先払いなので、インターナショナル・クレジットカードを持参することをお勧めします。
- 持病、アレルギー、慢性疾患がある場合は英文の診断書の作成持参をお勧めします。
- 風邪薬、頭痛薬など通常使用している薬を持参することをお勧めします。(特に、6~7月は冬シーズンとなり、朝夕は冷えますので注意してください。)
病気になったら:
- 試合会場や周辺の場合は会場内にあるメディカル・セクションに行き、指示を受けて下さい。
- 宿で病気になった場合は、宿泊先に近くの病院を斡旋してもらい受診して下さい。
※ 日本戦が行われる予選3都市及びジョージ市の医療情報については以下を御覧下さい。