身分詐称による武装強盗事件
在留邦人の皆様へ
平成20年2月18日
日本大使館 警備班
1.発生状況
ここ数ヶ月間で、武装強盗団(窃盗団)がテレコム、エスコム、市水道局、警備会社、金融機関等を装って敷地内やセキュリティー・コンプレックス内に立ち入り、犯行に及ぶ事件を把握しました。
発生日時等の詳細は判明しておらず、発生場所は1カ所だけしか特定できていません。(ヨハネスブルグ西部・Helderkruin)
2.事件例
- エスコム職員を名乗る男2人組が通常の点検を理由に住宅敷地内に立ち入り、ADTの
アラーム装置が壊され、ラップトップコンピュータが盗まれているのが立ち去り後判
明しています。
- 金融機関の者と名乗って、セキュリティー・コンプレックス内の物件に対する不動
産評価を理由に立ち入り、コンプレックス内の住民に対して拳銃を突きつけて物を奪いました。
3.詐称例 ~ いずれもIDらしき物を携行しています。
- テレコム
- エスコム
- 警備会社
- メーター読み取り
- ・African Meter Readers 社(メーター計測代行業)
- ・Johannesburg Water (ヨハネスブルグ市水道局)
- ・City Power (市電力課)
4.今後の対策
- 来訪者に直接対応しないでください。
- ガードやガーディナー等に敷地の外で対応させてください。
- インターホン等で対応し、派遣要請をしていないのであれば絶対に敷地内に入れないでください。
- ガードやガーディナー等への指示を徹底してください。
- ガードやガーディナー等に対し、不在時は住民と連絡が取れるまで敷地内に入れないよう指示してください。
- セキュリティー・コンプレックスの住民にあっては、自治会や大家等を通して関連する警備会社に周知させてください。
- 主に入口に配置されている警備員への指示を徹底させてください。
- 不審点が少しでもあれば警察に通報してください。(10111)
- 通報内容に緊急性を持たせてください。(例:「不審者が家に入ろうとしていますので、すぐに来てください。」)
5.目撃車両の特徴
下記ご参照(大使館入手分)